<指定管理者受託施設> 宮古市勤労青少年ホーム
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世界にひとつだけの自分史を作ろう!

 〜 高齢者の生きがい創造事業「世界にひとつだけの自分史を作ろう!2006」 〜

  平成18年5月13日より、昨年度に引き続き、(財)岩手県長寿社会振興財団からの助成を受けて、
 「世界にひとつだけの自分史を作ろう!2006」を実施しています。

 ○日時:平成18年5月13日(土)〜10月21日(土) 全14回
 ○場所:宮古市勤労青少年ホーム、田代ふれあい市民農園
 ○内容:自分史講座8回、パソコン講習3回、世代間交流会3回
 ○講師:箱石 祐一 先生(元岩泉小中学校長)
 ○参加者:高齢者13名、小学生27名

 ※(財)岩手県長寿社会振興財団の高齢者保健福祉基金からの助成により実施する事業です。

 <5月13日(土)>
 自分史講座の初日、11名が出席しました。開講式のあと、今回参加した理由や目的など参加者
ひとりひとり自己紹介をしました。続いて自分史年表を作る方法の講義があり、次回までの宿題と
いうことになりました。
箱石先生は講義の中で様々なお話を交えながら、昨年同様「これを”ふれあいの場”としたい。」と
おっしゃっていました。

 <5月14日(日)>
 世代間交流の1回目は、市民農園にて小学生22名と一緒に”じゃがいも”と”とうもろこし”の
植え付けをしました。さらに、案山子(かかし)を作って畑に設置しました。案山子の予想以上の
できばえに、大人も子供もみんなで盛り上がりました。

 <5月20日(土)>
 第2回目の自分史講座は、原稿用紙を使って題名や氏名の書き方、文章の書き方などの
講義がありました。後半は、実際に書いてみるという作業をしました。

 <5月21日(日)>
 第1回目のパソコン講習会が実施されました。
パソコンで自分史を作る際に必要な操作を中心に3回にわたって実施される講習会ですが、
今回は文字入力の基礎と保存、バックアップのとり方などの講義がありました。


 <6月4日(日)>
 第2回目は、自分史を書くにあたっての情報収集ということで、インターネットの利用方法についての
講習会でした。効率良い検索方法をはじめ、画像の取り込み方、著作権の考え方、翻訳の方法など、
インターネットを有効活用する方法を学びました。


 <6月17日(土)>
 自分史講座3回目は、個々に書いている自分史の内容を受講者全員で共有し話し合えるように
するため、題名、目次、文章の一部などを書いてもらい、コピーをとって配りました。
そしてそれを見ながら1人ずつ書きたいこと、進み具合などを発表し合いました。
 後半には、「いい文章」を書くにはどうすれば良いかのポイントの講義がありました。
 今回は受講者の皆さんの出席率も非常に高く、自分史の文章も予想以上に進んでいるようで、
今からできあがりが楽しみです。

 <6月18日(日)>
 この日は5月14日に植えたジャガイモとトウモロコシの世話をしました。雑草をとり除き、土寄せをし、
肥料を撒きました。ジャガイモもトウモロコシも順調に育っており、次回の収穫が楽しみです。
 午後は野外活動センターでインラインスケートを楽しみました。最初は手すりをつかまりながらだった
子供たちも最後にはスイスイと気持ち良さそうに滑っていました。

 <7月8日(土)>
 第4回目の自分史講座は、目次の作り方、まえがき・あとがき、奥付などについての講義が
ありました。
 また、先日 当講座のメンバーの1人が「岩手日報随筆賞」の最優秀賞を受賞したので、
その話で大いに盛り上がりました。そして、受賞作品の良い点などを話し合いました。


 <8月6日(日)>
 パソコン講習最終日は、実際にワードで自分史を完成させるにあたっての操作をしました。
文章を縦書き、段組に設定し、ページ番号を入れたり、画像を挿入したりしました。

 <8月19日(土)>
 5回目の自分史講座は、本の構成についての講義と様々な例文を読みながら良い文章を
書くためのポイントについての講義がありました。
 皆さんは原稿も進み、写真や資料の方も徐々に準備をしているようです。

 <8月20日(日)>
 世代間交流最終回は、5月に植えたジャガイモととうもろこしを収穫し、料理をして食べました。
やはり、自分たちで育てた野菜の味は格別です!

 <9月9日(土)>
 6回目の自分史講座は、5回までの重要事項の再確認と、行き詰った時の回避法などの
講義がありました。また、後半には皆さんの書いた文章の一部をお互いに読み合い、
感想を発表しあいました。

 <10月14日(土)>
 最終回の自分史講座は、これまでの総まとめとしての講義でした。
また、自分史の完成を契機に「次への挑戦を」というお話もありました。
既に完成されている方は皆さんに配り読んでもらい感想をいただきました。

 <10月21日(土)>
 昼食をとりながら自分史完成祝賀&反省会を実施しました。
自分史を作成する上で苦労したことや反省点、今後の目標などについて、
ひとりずつ発表しました。


 本日で「世界にひとつだけの自分史を作ろう!2006」の全日程が完了しました。
年配の方々の波乱万丈の人生を綴ったその内容は、まさに「現実は小説より奇なり」で
凄まじい生き様や生きる知恵をたくさん学ぶことができました。
これらの自分史が子、孫へと伝えられていくことは、とても有意義なことだと思います。
しかし、何よりも皆さんの「完成させた」ことに対する満足そうな表情が印象的でした。
来年も続けて何か書きたいという方がほとんどですので、何としても来年も継続することを
決意したしだいです。     以上





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